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チェンマイ老人日記
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- 2008/04/07(Mon) -
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昨日の午後のことである。
Cさん(70代)から電話がかかってきた。 チェンマイ・リピーターのB氏(80代)の部屋を引き払っているのだけれど、ちょっと来て欲しいというのだ。 近いので、なにごとかと行ってみたら。。 B氏は倒れて入院中。 Cさんの立会いのもと、愛人(タイ人・30代)とメイドさんが荷物の整理をしていた。 わずか数ヶ月の滞在だというのに、山のような食料品や日用品。 それをメイドさんが親族を引き連れてきて一切合財運び出していた。 吝嗇だったというB氏がここにいたら、さぞ臍をかんだことだろう。 缶ビールを飲みながらそれを眺めている愛人は、かつて日本で働いていたといい、流暢な日本語で話す。 「私が貰ってたのは一日500バーツ(¥1500)だよ。それで24時間だよ。お風呂で体を洗ってあげて、服を着せて、マッサージして、そのあとも・・・」 彼女はそこでどんな夜伽をしたか、微にいり細にわたり話したのだが、あまりに赤裸々でここに書くことはできない。 まるで谷崎潤一郎の『ふうてん老人日記』を、より過激にしたようであった。 B氏がついに起き上がれなくなったのは2週間ほど前。 それまでは散歩にも行っていた。私も何度か元気そうなB氏の姿を見ていたのだ。 最初に道端で転んだという。 そのときは回復したが、次にトイレでばったり倒れた。 それからがいけなかった。 入院し、あれよというまにボケが始まった。 もう介助つきの車椅子でなければ動くこともできない。 けっきょく病院側の手配で、もう少し容態が良くなったら、介護士同伴で日本の自宅まで送り届けることになったという。 どういう保険に入っていったのか、ぜんぶ保険でまかなえるという。 「もう今年の冬は来れないだろうなぁ。。これが今生の別れか。。しかし生きて日本へ帰れるんだろうか」 Cさんは、ためいきをついた。 「お父さんはきっとまた冬に来るよ。私に会いにくるよ。お父さんは、私のこと、おまえはいちばん悪い女だけど、いちばん好きな女だと言ったよ。」 B氏を「お父さん」と呼ぶ愛人は、彼がまた来ると確信をもっているようだ。 それは彼女の希望的観測なのかもしれない。 愛人は、給料のほかに、B氏の今回の滞在中だけで100万円ほどの金品を、彼から盗んだという。 「私の目的はお金だけ。お金が欲しいから、お父さんが帰ってこないと困る」 わるびれもずそう言い切る愛人の顔は明るく愛らしかった。 ところで。 どうして私を呼び出したのかCさんに尋ねたら。 愛人が、倒れたB氏の代わりに、Cさんにスポンサーになってくれとせがむのだそうだ。 Cさんにはタイ人の20代の妻がいるのだが、妻がいても関係ない、どうせなりたいのは『愛人』だからと。 それでCさんは、この愛人に、私のことを「二番目の妻」と紹介したらしい。 ・・・・・んもうっ ![]() ☆ぼかして書きましたが、内容がプライバシーに抵触しているので、コメント欄は閉じさせていただきます。 |
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