もはやこの地球には自由にゴミを捨てられる国はないのか?
たま〜に日本に帰ると、ゴミ問題に直面する。
「飲食物持込お断り」のホテルに滞在すると、コンビニで買って来たビールの空き缶や、デパ地下で購入したお弁当の空箱を捨てる場所もない。街にも、駅にさえゴミ箱がない。仕方がないのでチェックアウトの日まで隠しておき、最後にチップとともに置き去りにしてくる。立つ鳥あとを濁さざるを得ない。
友人や親戚の家に遊びに行き、うっかり部屋にあったゴミ箱に何でもかんでも捨てようとすると、

待った!をかけられる。
ペットボトルはこちらの袋、ペットボトルに貼ってある紙は剥がして、こちらの袋、なんて言われるともう頭が痛くなってくる。
「その点、タイはいいわねぇ。なんでもかんでも一緒くたに捨てていいんでしょ?」
と言われるとその通りなのだが、それはそれで
別の問題があるのである。
つい先日まで住んでいたナコンサワンの家では、家のまん前の道路に共同の大きなゴミ箱が置いてあった。
我が家ではメイドさんがゴミの始末をしていた。というのも、私から見ると何の役にも立ちそうもないゴミが、彼女にとっては役立つ物らしい。あらゆる缶、瓶、雑誌・紙類、壊れたカメラや電化製品、衣類などなど様々なものを持ち帰る。ちなみに缶は二個1Bで売れるという。
私は予め、彼女が持ち帰りそうな物を別にしておくのだが、それでもやはり彼女はゴミ箱の中をいちいち丁寧にチェックするのだ。
それが実は私にはとっても苦痛だったのである。
中には他人に見られたくないゴミもあるからだ。
(言ってる意味、判るでしょ?)
それで、そういうゴミは彼女の目を盗んで遠くのゴミ置き場に捨ててくるのだが、そこでもやはり【ゴミ漁り】の人々の手にかかる。彼らはとても多く、ひとたび道路に置かれたゴミ箱に入れたら、何人の目に触れるか計り知れない。
チェンマイに越してきて「あ〜、やれやれ、これで自由にゴミが捨てられるわん

」と思ったのだが・・・
住んでいるコンドミニアム(アパートに毛が生えたようなもの)では、ゴミは部屋の前に出しておけばいいという。
「そっかー、らくちんらくちん♪」と思ったのは、あさはか見附(赤坂見附のシャレですので、よかったら笑って下さい)。
ゴミ担当のおばさんが、中味をぜ〜んぶチェックして再利用できるゴミは分別してるという。
「それなら私が分別するから、ゴミの中味を見るのは止めてよ〜」と思い、缶や瓶は別の袋に入れて出しておいたら、なぜか大袋の雑多なゴミだけ持って行き、分別しておいた缶・瓶の袋は持っていってくれない

どうやら「ここの奥さんは自分で瓶・缶を売りに行くので別にしてあるのね」と思われたらしい。
つまり、
ここはタイなので、自分で分別する人なんていないっていうことなのだろうか
おがーちゃん、ペガサスは疲れました

*考えてみたらペナン島では、ごた混ぜのゴミを共同ゴミ置き場に捨て、それをゴミ収集車がばーんと運んでいた。あれをそのまま海や山に捨てるとしたら、それはそれでゴミ公害の元になり怖いものがあるよね。
